
1963年東京生まれ。茨城県つくば市在住。
建築設計事務所退社後、'87年よりフリーに。車、オートバイ、キャラクターなど、立体物の製作が中心。立体写真漫画も制作。
TVチャンピオン(テレビ東京系)で第4~6回ペーパークラフト王選手権でチャンピオンになり、見事殿堂入りを果たす。
雑誌、本などの表紙や、大胆な構図が特徴のペーパージオラマなどを多数手がける。また、ペーパークラフト・イラストレーター酒井志保氏とユニットを結成し、共同作品もある。
著書に自ら編み出した大熊流ペーパークラフトテクニック【カミワザ】を、図判豊富に解説した「カミワザペーパークラフト」がある。

使っている道具を見せると驚かれます。
ハサミ、ボンド、カッター。どれもホームセンターで売っているようなものばかりです。珍しい道具は、せいぜい円を切るためのサークルカッターくらいかな。カッターマットの上で、定規をあてて紙を切り、丸棒に巻いて……ほとんど、そんなふうにして作っています。
作品は、三方向くらいから撮った写真が数枚あれば、なんでも作れます。でも、現物をそのまま縮小して作ったりはしません。バイクだって、紙の質感を大切にして、だいたいこんなものかなってデフォルメしています。それと、作品を作るときは図面なんて描きません。三次元の仕上がりイメージは頭の中にありますから。とにかく、写真を見ながら、すぐに紙を切り始めます。
あと、紙って球体を作ることができないじゃないですか。けれども、そんなのは壁になりません。「どうしよう、リンゴが作れない」じゃなくて「四角いリンゴだっていいんじゃない?」って。どうデフォルメして作るのか、それがペーパークラフトの面白いところですよね。